みなさん、こんにちは!
今日は「君がゲームを作る!Unityゲーム開発入門」の第10回目です。
おさらい
前回の「第9回 "コンポーネントの微調整" チュートリアル(後編)」 ではインスペクターウィンドウでコンポーネントの動作を微調整する方法をおぼえましたね。
今日も引き続き、チュートリアルを進めていきしょう。
Prefab power チュートリアル
今回体験するのは「プレハブのちからチュートリアル」です。
ゲーム開発をぐっと効率的にするプレハブの使いかたが体験できます。
本チュートリアルも前後編2回に分けて進めていきたいと思います。
"プレハブ"って何のこと?
「プレハブ(Prefab)」は英単語としては「前もって作っておいたものを組み立てる」という意味です。
日本で馴染みのあるところだと、「プレハブ住宅」とか「プレハブ小屋」とか言ったりしますよね。
あらかじめ作られているコンテナのような部屋を組み合わせて住宅を作っていくものです。
Unityでも同じように、前もって作っておいた部品(プレハブ)を組みあわせてゲームを作っていくことができるわけです。
チュートリアル機能を開始する
それでは早速チュートリアルを起動しましよう!
Unityを起動したら、"Prefab power - Ramping up"チュートリアルの横の"Download"をクリックします。
しばらく待つと"Download"ボタンが"Start"ボタンに変わります。そうしたら"Start"ボタンをクリックします。
チュートリアル1ページ目
英文:
自分の希望どうりのゲームオブジェクトを作ったら、それをファイルとして保存しておいて、それをコピーしながら使うことができるぞ!
その保存したゲームオブジェクトファイルのことを「プレハブ」って呼ぶんだ
このチュートリアルではプレハブの使いかたをおぼえて、ゲームの不具合を修正をしてみよう!
「Start」をクリックして2ページ目に移動しましょう
2ページ目
英文:ゲームをテストプレイして、治さなければいけない問題を確認しよう!
ゲームが操作可能になるので、キーボードの矢印キーを使ってキャラクターをゴールに向かって操作します。
どこから上の階にのぼればいいんでしょう?
とりあえず目の前にある緑の三角に乗ってみると。。
でも、やはりそこまで進む方法がわかりません。。
3ページ目
英文:ゴールまで行く方法がなくて、クリアできないよ。。
もう一度"▶"を押してプレイモードを抜けたあと、"Next"を押して4ページ目に移動します
4ページ目
英文:その光っている場所が「プロジェクトウィンドウ」だ!
プロジェクトウィンドウではゲーム内で使われているファイルを見ることができるぞ
"Next"を押して5ページ目に移動します。
5ページ目
英文:まず最初に、使いたいプレハブファイルを見つけよう!
プロジェクトウィンドウで「Ramp(斜面)」プレハブファイルを選択します。
6ページ目
英文:「プロジェクトウィンドウ」から「ヒエラルキーウィンドウ」へ、 プレハブファイルをドラッグ&ドロップすることで、そのコピーをゲームに配置することができるぞ!
この操作のことを「プレハブのインスタンスを生成する」と呼ぶんだ
"Next"を押して7ページ目に移動します。
7ページ目
プロジェクトウィンドウとヒエラルキーウィンドウが光りました。
英文:さぁ、"Ramp(斜面)"プレハブのインスタンスを生成してみよう!
8ページ目
英文:これでゲームに斜面ができたね!いまならこれを使って上の段に行けそうだ
たしかにゲームウィンドウを見てみると、斜面らしきものが出現しています。
前編はここまでです!
前編の内容をまとめると、
- 作ったゲームオブジェクトをファイルとして保存することができる
- その保存したゲームオブジェクトファイルのことを「プレハブ」と呼ぶ
- 「プレハブ」をドラッグ&ドラップすることで、そのコピーを配置することができる
後編も引き続き "プレハブのちから" チュートリアルを進めていきたいと思います!
次回へ続く。