Kotlinの基礎に不安がある人は、ぜひ先にKotlin入門をざっと読んでみてね!
みなさん、こんにちは!
先日部屋で仕事をしていると、少年の声で 「私は法律で300kmで走ることを許されているのだ!」という叫びが聞こえてきて、 マジでか!!と思わず彼を見にベランダに飛び出したあらたまです。
さて今日は「はじめてのAndroidアプリ開発入門」の第11回目です!
おさらい
前回 はAndroidアプリの画面をつくるふたつのファイルのうち「レイアウトファイル」について見てきましたね。
「レイアウトファイル」は画面の見た目の部分についてXMLという形式で記述されているのでした。
今回はもうひとつのファイル「アクティビティ」についてお話をしたいと思います!
アクティビティを表示する
まずはおさらいとして、アクティビティのファイルを開いてみましょう。
プロジェクトウィンドウで app > java > [ドメイン名] と階層をたどっていくと、 その中にアクティビティのファイルが入っています。 アクティビティのファイルをダブルクリックしてファイルを開きます。
Kotlin
アクティビティはKotlin(コトリン)というプログラミング言語で記述されています。
Kotlinの基礎については「 はじめてのKotlin入門」という 記事をご用意していますので、はじめてKotlinを学ぶ!という場合はよければそちらも読んでみてくださいね。
いまは画面に文字を表示するだけのアプリですので、 アクティビティの内容はとてもシンプルになっています。
AppCompatActivityクラス
6行目を見ると、このアクティビティが「AppCompatActivity」クラスを継承していることがわかりますね。
AppCompatActivityは、アクティビティをプログラミングする際に様々な便利な機能を提供してくれるクラスです。
基本的にこのクラスを継承し、アクティビティを作成していきます。
onCreateメソッド
8行目のonCreateメソッドは、このアクティビティが作成されるときにAndoroidから最初に呼び出されるメソッドです。
渡されているBundleクラス型の引数「savedInstanceState」はスマホの縦横の向きを変えたり、 一度非表示にしたアプリを再表示した場合などに、以前の情報が格納されて渡されます。
これを利用することで、以前のアクティビティの状態を復元できるわけですね。
onCreateメソッド内の9行目では、最初に親クラス(継承したAppCompatActivityクラス)のonCreateメソッドを呼び出していますね。
そして次の10行目のsetContentViewで、このアクティビティと前回見たレイアウトファイルを関連付けていることがわかります。
1行ずつ見てみると、アクティビティは思いのほかシンプルではないでしょうか?
アプリを開発するときには、ここに画面に表示するデータの取得処理や、 何かボタンがタップされたときの処理などを追記していくような感じになります。
今回はここまでです!
次回はふたたびレイアウトファイルに戻って、画面に部品を追加していきたいと思います。
次回へ続く。